ハエトリシメジとは、ハラタケ目キシメジ科キシメジ属に属する日本特産のキノコです。秋にコナラやクヌギなどの広葉樹林内や、これらにアカマツの混ざった林内の地上に発生します。名前の通り、これをハエが舐めると死んでしまうという特徴があります。これはヒトにとってはうま味成分となるトリコロミン酸を含んでいるためで、ハエにとっては有毒であってもヒトは食用とすることが可能です。
ただ、類縁体であるイボテン産を含んでろい、これもうま味成分ではありませうが、毒成分でもあるので、大量に食べると精神高揚または精神抑制、錯乱、厳格、震え、痙攣などといった悪酔い状態が見られるようになるので注意が必要です。外観的特徴は、傘ははじめは円錐形で後に平らに開きますが、中央部だけは突き出ています。地色は淡黄色で表面は暗緑褐色の繊維に覆われています。ひだははじめは白色ですが、後にはやや黄色味をおびて、並びは密から疎まで変化に富んでおり、柄に湾性します。柄は白色から淡黄色をしています。